歯周病の検査について
よい結果はきちんとした検査から始まります
歯周病は知らないうちに進行する「沈黙の病」です。適切な治療のためには、来院したあなたの歯肉やあごの骨が、今どんな状態にあるかを見極めなければなりません。「歯周基本検査」「歯周精密検査」は、これからの治療方針を決める重要な検査です。
軽い症状の時は「歯周基本検査」
基本検査は
- 歯周ポケットの深さを1ヵ所以上測ります
- 歯が動いていないかを調べます(歯の動揺度)
もう少し詳しく調べるときは「歯周精密検査」
精密検査は>
- 歯周ポケットの深さを4ヵ所以上測ります
- 歯の動揺度を調べます
- プラークを染め出して付き具合を調べます
さらに詳しく調べるときもあります
たとえば
- 歯肉から出血していないか?
(血が出るのはポケットの中に炎症があります)
- 歯と歯の間の隙間が大きくないか?
(食べ物が挟まりやすい)
- 付着歯肉の幅
- 歯槽骨がどの程度失われているか?
- 口腔内写真
- X線写真