歯ぐきが腫れたり、出血したらイエローカード
成人の8割は歯周病を持つと言われていますが、気付かない人が殆どです。そして歯周病になると、わからないうちに自分の大切な歯を失うことになります。幸い歯周病は予防することができますし、発見が早いと治療もしやすい病気です。次の7つのポイントを自分でチェックしてみましょう。
- 歯ぐきが腫れて赤くなっている
- 歯ぐきから出血がある(歯ぐきからの出血は異常ありのしるし)
- 常に口臭がある
- 歯と歯の間に隙間ができてくる
- 歯ぐきが痩せて歯の根っこが見えてくる
- 歯がグラグラしてくる(歯のグラグラは危険信号)
- 歯ぐきがどことなく痛い、かゆい
一生自分の歯を使うために!
歯周病は自然に治ることはないので、放っておくと症状はどんどん悪化してしまいます。治療をすることによって、ある程度の進行を防ぐことができます。
- 正しいブラッシングを毎日行い、歯周病の原因となる歯垢を取り除き、口の中の清潔を保ちます。洗口剤も効果的です。
- 歯ぐきをマッサージして歯肉を強くします。
マッサージすると歯肉は引き締まり、歯と歯ぐきの間にできる隙間を減らします。
- 栄養のバランスが悪かったり、不規則な生活を続けたりしていると、体の抵抗力が弱まり歯ぐきが赤く腫れたり浮いた感じがします。常に規則正しい生活を心がけてバランスのとれた食事をすることが肝心です。
- 歯石を取ってもらいましょう。
6ヶ月に一度は、歯科医院で歯石を取ってもらうようにしましょう。歯石は自分一人で取ることはできません。