“かむ”というはたらきには、まず第一に、食べ物を小さく柔らかくして、消化・吸収を助けるという役割がありますが、それだけでなく脳や身体全体に大きな影響を与えています。
車を運転しているとき、眠気覚ましにガムを噛むことがありますね。かむ力が脳の血のめぐりを良くし、酸素や栄養の補給がおこなわれ、疲労が回復するのです。
柔らかい物ばかり食べていたために、あごが小さくなり、歯があごに乗らなくなって歯ならびが悪くなることもあります。