歯科医療の最前線の役割を担うのは言うまでも無く、歯科医院が果しています。そして歯科技工士・歯科衛生士・歯科助手・事務職そして、多くの開業医では院長のご家族が、有形無形にアシストをしています。しかし、これらの人々の力だけでは歯科医院の日常は順調に運営できません。

歯科医療を支える人々の中で、大きな役割を果しているのが歯科材料商の皆さんです。歯科医療は様々な素材の多品種の材料・機械器具に支えられています。患者さんに評判の良くない歯を削る器具（キーンと音が出るアレです）、唾液を吸い出す機械、狭くて暗い口の中に光を当てる照明、そして様々な医薬品、これらを安全に安定的に歯科医院に供給し、機械器具の修理までも担当するのが歯科材料商の皆さんです。

また、歯科医院から排出される医療廃棄物を安全に処分するために、医療廃棄物処分会社の人々も多大な貢献をなさっています。

さらに歯科材料商と全国各地にある歯科メーカーを結びつける歯科問屋の皆さん、そして研究開発に多大な貢献をされる歯科メーカーの皆さん。

歯科医療もまた他の産業と同様に、様々なバックグラウンドを持ち、更には銀行さん、税理士さん、社会保険労務士さん、印刷屋さんなどの協力の上に運営されています。

診療時間中に、背広姿の来客と歯科医師が院長室で面談する場合もありますが、これも安全で安定的な歯科医療を患者さんに供給し、歯科医院を運営するための大切な仕事なのです。

チョット面談に時間が割かれる場合もありますが、このような事情の場合もあります。