急性根尖性歯周炎
治療中にとつぜん歯の痛みにおそわれたときは
治療を始めて歯をいじったとたん、突然歯が浮いたような違和感や激しい痛みにおそわれる方がいます。
これは進行したむし歯の治療や歯周病の治療中によくみられる現象です。原因は様々ですが、簡単にいうと、治療によって歯に刺激が加えられ、それまでほとんど気づかずにいた炎症が急性化しておきたのです。特に細菌に侵された根管を治療する処置を行ったときなどによくみられます。
もしこのような症状があらわれたときは、すぐに私たちにご連絡下さい。また、治療中に、痛んだり違和感を感じられたときはどんな場合でもご遠慮なくお申し出下さい。
よい治療はお互いの信頼からうまれます
- 処方された薬は指示に従ってお飲み下さい。痛みを我慢して薬を飲まない方がいますが、我慢したからといって炎症はおさまりません。
- 痛みが激しい場合、治療をいったん止めることがあります。これは安静にして経過をみることが、よりよい治療につながると判断したためです。
- 激しい痛みをそのままにしておくと他の病気に発展することもあります。薬でひどい痛みがおさまったとしても、必ず連絡をとってご来院下さい。
歯やお口の治療についての悩みや不安は、いつでもお気軽にご相談下さい。