いろいろな矯正装置
取り外しのできるもの、できないもの
アクチバートルの場合
この装置は夜寝る時だけ装着します。でも、入れているだけでは効果がありません。噛んでいなければならないからです。夜中ぐっすり寝ている時でも、「噛んでいよう」と意識すれば、ちゃんと噛んでいられます。はじめのうちは、朝になったら外れていた、なんていうこともしばしばです。
矯正床の場合
矯正床は入れ歯のような形をしていて、自分で取り外しができます。自分で簡単に取り外せるので、その分安易になりがちです。ここでもご家族の協力が必要です。
食事の時も入れたままにして下さい。食事が終わったら必ず外して、洗って、そしてまた必ず入れて下さい。
取り外しのできない装置の場合
固定式の装置は、金属のバンドを歯にかけ、それに針金を固定した装置で、とてもデリケートな物です。何かの拍子に針金が切れたり、バンドが外れたりすることがありますので、注意が必要です。
そのような場合には、自分でいじったりしないで、すぐに来院して下さい。応急的には、外れた部分に脱脂綿をあててお口の中を傷つけない様に注意して下さい。