メリークリスマス!

もう少しで楽しいクリスマスがやってきます。クリスマスはデコレーションケーキを召し上がる家族が多いことと思います。

今回は、小さいお子さんの食後または寝る前に行う、お母さんの仕上げ磨きについてお話していと思います。仕上げ磨きは、お子さんのお口の中の状態を良くするために大変重要なポイントとなります。お子さんたち自分自身でのブラッシングでは不十分な所が多く見られます。この点を補うのがお母さん方の仕上げ磨きなのです。お子さんが嫌がるので出来ないとおっしゃる方がいらっしゃいますが、なるべく小さい頃からゴムの歯ブラシを遊び道具として与え歯ブラシに慣れさせることが良いと思います。またNHKの教育放送で音楽にあわせてブラッシングを行う番組などを利用しても良いと思います。

仕上げ磨きはなるべく毎食後にやっていただきたいのですが、忙しい方は最低、夜の仕上げ磨きだけは必ず行って下さい。そして、その後の飲食はさせないようにして頂きたいと思います。せっかく仕上げ磨きをしても、その後にジュース等を飲んだりすると、また虫歯菌により酸が作られ歯が溶かされ虫歯となります。飲むとしたらお水かお茶等が良いと思います。お子さんのお口の中の健康はお母さん方の仕上げ磨きにかかっていると言っても過言ではありません。そして虫歯を作る前に定期的に歯医者さんに診てもらい、予防することにより、良い状態を保ち健「口」な生活を送りましょう。

皆様も良いお年をお過ごし下さい。

仕上げ磨きのテクニック

仕上げ磨きのポイント

お子さんが一人で上手に歯を磨けるようになるまでは、保護者の方の仕上げ磨きが必要です。ただし、あせりや無理強いは禁物!ゆっくり毎日の習慣にしていきましょう。


1、歯ブラシは?

ヘッドが小さめで奥歯まで磨けるコンパクトなものを!

2、鉛筆と同じ持ち方で、軽く握る!

力任せにゴシゴシやっても歯垢は落ちません。軽く握ってシャカシャカと磨き、指先で細かい動きをコントロール!

3、唇を無理に押し広げない!

歯ブラシがうまく当たらなくて、ついつい唇をグイッと押し上げていませんか?押し方がキツイと子供が痛くて嫌がり、仕上げ磨きそのものが嫌になってしまします。そっと押し上げて、歯ブラシの当たり具合を見ながら磨きましょう。

4、磨く順序もポイント!

前歯の近くは敏感なので、触られるのを嫌がる子供も多くいます。感覚の鈍い下の奥歯、上の奥歯、下の前歯、上の前歯の順に磨くと抵抗が少ないかも。

5、頭をひざに乗せて安定させて!

口の中がよく見えて磨きやすいのは寝かせた姿勢。頭をひざに乗せて安定させると両手が使えるので便利!

仕上げみがきのポイント