ごぼうとハツのきんぴら風

コリコリと口中に響くごぼう、サクサクと小気味良いにんじん、キュッキュッと押し返し来るハツ。さまざまな歯ごたえがハーモニーを奏でる一品です。

 調理のポイントは3点。まず、歯ごたえを損なわないように、ごぼうは通常のきんぴらを作るときよりも太めに切ること。にんじんについても同様です。そして、火を通し過ぎないこと。竹串を刺してみて、やや抵抗の残るくらいがベスト。

 もうひとつ注意すべき点は、ハツの下ごしらえ。もしかたまりで買った場合は、縦にスライスし、中の血を抜き、塩水でもみ洗いの後、冷水にさらしましょう。

 ハツの独特な野性味とごぼうの香りがよく合います。お好みで七味唐辛子を加えてもよいでしょう。


材料(4人分)

  • ごぼう 2/3本
  • 塩 適量
  • きぬさや 5~10枚
  • 白ごま 適量
  • にんじん 1/2本
  • 七味唐辛子 適量
  • 豚ハツ 50g
  • サラダ油 大さじ2と1/2
  • しょうゆ 大さじ1
  • 酒 大さじ1
  • みりん 小さじ1

作り方

  1. ごぼうは太目のマッチ棒程度のサイズに切る。
  2. 水を替えながらさらしてあくを抜く。
  3. 皮をむいたにんじんもごぼうと同じサイズに。
  4. 下ごしらえしたハツもごぼうと同じサイズに。
  5. サラダ油を引いた鍋で中火で炒める。
  6. 調味料を入れ、きぬさやとゴマで仕上げる。